資料の見かた
本資料は、AgriCにてご提供可能な気象データのビジュアル27種類を、カテゴリー別に整理して解説するものです。各ページでは、グラフの読み方と合わせて、業務での活用イメージを掲載しています。
予報データについては気象要素(対象:気温・雲量・降水量・風向・風速)をそのまま予報するものと、気象要素によって発生する現象に変換したもの(指数予報)の2種類があります。
過去データは、指定期間の各気象要素(気温・日照時間・日射量・降水量・湿度・積雪深)または関連値(土壌水分指数・温度変化点)を様々なグラフによって可視化します。また、3つの基準(指定年・直近3年平均・平年値)と比較する形式で提供します。
未来予報Forecast
今日から数日〜9日先程度までの見通しを示すデータ群です。確率表示とアンサンブル表示の2種類があり、前者は「しきい値を超える確率」、後者は「予測のばらつき」を表します。指数予報は気象要素によって発生する現象に変換したもので、現象の発生頻度を見える化します。
過去|時系列VIEW
過去の実績を、前年・直近3年平均・平年値の3つの基準と比較するデータ群です。時系列(実測値の推移)と差分(数値化した差)の2形式で提供します。
過去|スネークVIEW
2つの気象要素の関係を時間経過とともに軌跡として描くグラフです。色の変化で季節の進行を表し、今シーズンと過去シーズンのパターンを比較できます。
過去|積算値VIEW
気温の積算値を基準とした比較や、季節の進み・遅れを日数に換算した指標など、実績データを独自の切り口で集計したグラフです。
その他
日照・月齢など、気温や降水以外の切り口から季節感を捉えるための参考データです。
気温確率予報

指定した気温のしきい値(図の例:低温側25.0℃以下、高温28.0℃以上)を、それぞれの時間帯に上回る・下回る確率を折れ線で表示します。しきい値は任意に設定できます。9日先までの気温帯の推移を3時間刻みで確認でき、いつ暑さや冷え込みのピークが訪れるかを事前に把握できます。
- 栽培作物のリスク(凍霜害・高温障害など)管理の判断に
- 熱中症予防・作業計画作成の参考に
- API配信:〇
気温アンサンブル予報

複数の予測計算(アンサンブルメンバー)による気温予測を、時間帯ごとに散布図として重ね合わせて表示します。予測値の「幅」がひと目でわかるため、予報の確からしさや先の日ほど広がる不確実性を直感的に把握できます。
- 予報の信頼度を踏まえたリスク判断に
- 先の日程ほど広がるばらつきの確認に
- 単一の予報値だけでは見えない振れ幅の把握に
- API配信:〇
降水確率

1.0mm・3.0mm・5.0mm以上の降水量を観測する確率を、3時間ごとに3本の折れ線で表示します。降水量の設定値は1.0㎜のみ固定で、2種類を任意で設定できます。「降るか降らないか」だけでなく、雨の強さの段階別にリスクを見極められる点が特徴です。
- 屋外作業実施可否の判断材料に
- 雨対策の要否や小雨・強雨の見極めに
- 散水・かん水計画の要否判断に
- API配信:〇
降水量アンサンブル予報

複数のアンサンブルメンバーによる降水量(mm)予測を散布図で表示します。大多数の予測が0mm付近に集まる一方、まれに発生しうる大雨の可能性も外れ値として視覚化されるため、見逃しやすい豪雨リスクの把握に役立ちます。
- 通常予報では見えにくい大雨リスクの把握に
- 予測のばらつきに応じた警戒レベルの判断に
- 河川・排水設備の管理計画に
- API配信:〇
雲量確率

「曇る(雲量80%以上)」「よく晴れる(雲量20%以下)」となる確率を、3時間ごとに折れ線で表示します。80%・20%の値は任意で変更できます。晴天・曇天の見通しをパーセンテージで捉えることができます。
- 屋外作業のリスク管理(熱中症など)の参考に
- 日射量による制御(ハウス窓の開閉やCO2の施用など)の判断基準に
- 太陽光発電の発電量予測の参考に
- API配信:〇
雲量アンサンブル予報

雲量(%)に関する複数アンサンブルメンバーの予測結果を散布図で表示します。点の密集具合から、晴天・曇天の確からしさとそのばらつきの大きさを確認できます。
- 日照量に関わる予測の確度確認に
- 雲量確率グラフと合わせた詳細分析に
- 天候変化の兆しの早期発見に
- API配信:〇
風速・風向確率

風速が2.0m/s以上・5.0m/s以上となる確率を折れ線で示すとともに、その時間帯に想定される風向を矢印で重ねて表示します。しきい値は任意に設定できます。強さと向きを同時に確認できるのが特徴です。
- ドローン運行の実施判断に
- 農薬・肥料散布の適期判断に
- ハウスなど強風対策の計画に
- API配信:〇
風速アンサンブル予報

複数アンサンブルメンバーによる風速(m/s)予測を散布図で表示します。通常は穏やかな値に収まりますが、突風などの外れ値が生じるタイミングも視覚的に確認できます。
- 突風・強風発生タイミングのリスク評価に
- 風速確率グラフと合わせた詳細な安全確認に
- 屋外作業の中止・延期判断の参考に
- API配信:〇
土壌水分指数(予報)

土壌水分指数の予報を、複数アンサンブルメンバーの推移として重ねて表示します。予測期間が先になるほど線の広がり(不確実性)が大きくなる様子を確認できます。
- 灌漑・かん水計画の要否判断に
- 作業・収穫適期の見通し立案に
- 土壌乾燥や過湿リスクの早期把握に
- API配信:〇
気温変化点検知

気温の統計的な「変化点」を自動検知し、気温帯が切り替わるタイミングを帯(バンド)で表示します。しばらく同じ気温帯が続いたあと、いつ・どの水準へ切り替わるかを視覚的に捉えることができます。
- 季節の変わり目や梅雨明けなど気温シフトの兆候把握に
- 急激な気温変化が起こるタイミングの早期把握に
- 他の気温グラフと組み合わせた変化点の裏付けに
- API配信:〇
気温・湿度スネークライン(予報)

日平均気温と日平均湿度の関係を軌跡として描く「スネークライン」を、直近の実績(青線)とその先のアンサンブル予報(赤点の広がり)で日別に9枚並べて表示します。予報が先になるほど分布がどの方向へ・どれだけ広がるかを直感的に確認できます。
- 病害虫発生予測の参考に
- 実績から予報への変化の方向性の把握に
- 気温・湿度双方を踏まえた総合判断に
- API配信:〇
夜露発生指数

夜間に露(夜露)が発生しやすい気象条件が整っているかどうかを指数化して表示します。数値が高いほど夜露の発生しやすさが高いことを示します。
- 露地栽培における病害リスク管理に
- 早朝作業や収穫計画の参考情報として
- 施設内外の結露対策の判断材料に
- API配信:〇
時系列比較(対単年)

対象期間における気温(平均・最高・最低)、日射量・日照時間、降水量、土壌水分指数の実績推移を、指定年(単年)の同時期と重ねて表示します。気温変化点の検知結果も示され、季節の進み具合や前年との違いを一目で確認できます。
- 指定年との比較による今シーズンの特徴把握に
- 気温変化点を踏まえた季節進行の確認に
- 日射・降水・土壌水分の実績トレンド把握に
- 週間レポート配信
時系列比較(対直近3年)

同様の実績推移を、直近3年間の平均と重ねて比較します。単年比較よりも年ごとの変動に左右されにくい基準と比較できるため、より安定した目線での傾向把握に適しています。また、近年の温暖化傾向を反映しており、平年値よりも感覚に近い情報になります。
- 単年の特殊要因に左右されない中期比較に
- 3年平均からの乖離傾向の把握に
- 季節進行の安定的なベンチマークとして
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時系列比較(対平年値)

気象庁等が定める「平年値(1991年~2020年の30年間平均値)」との比較です。長期平均からの偏差を確認することで、今シーズンが例年と比べて高温・多雨の傾向にあるかなどを客観的に評価できます。
- 例年との比較による異常傾向の早期把握に
- 長期平均を基準にした季節評価に
- 気候変動・年次トレンドの把握に
- 週間レポート配信
差分比較(対単年)

指定した年(単年)との差分を数値で示します。気温差の平均・最高・最低や、日射量・降水量の積算差分値などを明記しており、どの程度暑い/涼しい、多雨/少雨かを具体的な数値で確認できます。
- 指定年との違いを定量的に説明する資料として
- 積算差分による累積影響の把握に
- 季節推移レポートの根拠データとして
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差分比較(対直近3年)

直近3年平均との差分を定量的に表示します。単年の特殊要因に左右されにくい比較基準として、より安定したトレンド評価に活用できます。また、近年の温暖化傾向を反映しており、平年値よりも感覚に近い情報になります。
- 中期的な基準に基づく定量比較に
- 年による振れ幅を平滑化した評価に
- 施策効果や生育状況の検証材料に
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差分比較(対平年値)

平年値との差分を定量的に表示します。季節進行の遅れ・進みや、積算値の平年からの乖離を数値で確認できます。なお、土壌水分指数は平年値のデータがないため差分は表示されません。
- 平年との乖離を数値で示す客観的な根拠に
- 季節の早晩や気象の偏りの定量評価に
- 年次報告・顧客向けレポートの裏付けデータに
- 週間レポート配信
気温-湿度 スネークライン

日平均気温と日平均湿度の関係を、時間の経過とともに軌跡として描く「スネークライン」です。色の変化(水色→青→赤)で季節の進行を表し、同じ形式の直近3年間・単年グラフと並べることで、今シーズンの推移パターンを過去と比較できます。
- 温度と湿度に左右される病害虫発生の評価に
- 今シーズンと過去シーズンのパターン比較に
- 気温と湿度の相関から見た異常傾向の発見に
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気温-日射量 スネークライン

日平均気温と日射量の関係の推移を軌跡で表示します。気温上昇に日照がどの程度伴っているかを視覚的に確認でき、日照不足を伴う気温変化などの特徴を捉えやすくなります。
- 日照条件を踏まえた生育環境の評価に
- 気温上昇と日照量の関係性の把握に
- 太陽光関連設備の稼働環境分析に
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気温-土壌水分指数 スネークライン

日平均気温と土壌水分指数の関係の推移を軌跡で表示します。気温上昇局面での乾燥の進み方や、降雨後の回復パターンなどを視覚的に確認できます。
- 高温乾燥リスクの推移把握に
- かん水計画立案のための季節傾向分析に
- 過去シーズンとの乾湿パターン比較に
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湿度-土壌水分指数 スネークライン

日平均湿度と土壌水分指数の関係の推移を軌跡で表示します。大気の湿り具合と地表の水分状態がどのように連動して変化するかを確認できます。
- 地表と大気双方の水分状態の総合把握に
- 病害発生条件の背景分析に
- 季節ごとの水分収支パターンの比較に
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積算値比較

気温の積算値(有効積算温度)を横軸にとり、日射量・降水量・土壌水分指数の積算値がどのように推移するかを、直近3年平均・単年実績と重ねて比較します。暦日ではなく積算気温を基準にすることで、生育ステージなど「進み具合」に即した比較が可能です。
- 積算温度を基準とした生育ステージ管理に
- 同じ気温進行段階での日照・降水量比較に
- 作物・製品の需要予測モデルの参考データに
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日数換算比較(進み・遅れ日数)

気温・日射量・降水量の推移が、直近3年平均や前年と比べて「何日分進んでいる(または遅れている)」かを日数に換算して表示します。数値の推移をそのまま比較するより直感的に、季節の早晩を把握できます。
- 生育ステージのズレを日数感覚で共有する資料に
- 顧客向け説明での分かりやすい指標として
- 季節前進・後退のスピード感の把握に
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月の満ち欠け・日の出/日没時間

日の出・日没時刻の推移(帯グラフ)と満月・新月のタイミング、さらに気温の実績・平年値の推移を1枚のグラフにまとめて表示します。日照時間の変化と月齢を同時に確認できる、季節感を捉えるためのグラフです。
- 夜間作業や屋外イベントのスケジューリングに
- 日照時間の季節変化と気温上昇の関係把握に
- 月齢が影響する業務(播種・定植)の計画に
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積雪深

当日24時の積雪深さの推定値です。積雪の過程は地形による影響が大きいため参考値になります。
- 雪解け後実施作業時期の推定に
- 過去の積雪状況との比較に
- 積雪による被害(ハウスなど)のリスク把握に
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データ値
各データを数値でAPI配信します。
データ種類:範囲指定過去データ(対象年・1年前同日・2年前同日・3年前同日)
前日データ(※気温は前5日間平均も)
確率予報データ(各予報図作成画面で設定したしきい値以上/以下となる確率を配信します)
- 既存アプリなどへの取り込み・オリジナルグラフの作成に
- 過去データ:日平均気温・最高気温・最低気温・日照時間・日射量・降水量・湿度・飽差・土壌水分指数
- 予報データ:気温・雲量・降水量・風速